Copyright Yoshihiro IDE (e-mail:y_ide@jsdi.or.jp)最終更新日:1998/Feb/14
平成10年1月21日、北茨城市で開催された公明北茨城支部の県政懇談会において、JR大津港駅のトイレと観光案内の不備が指摘されました。 昨年11月の開館した県立五浦美術館の表玄関である同駅が老朽化しており、特にトイレは男女が別れておらず、くみ取り式で臭気や外見上問題が多いという意見が出たものです。 早速、井手県議らは2月11日、現地調査を行いました。さらに、その結果をまとめ、12日付けで、JR東日本、茨城県知事、北茨城市長宛に要望書を提出しました。 |
平成10年2月12日
東日本旅客鉄道株式会社
取締役水戸支社長
齋藤 雅之 殿
茨城県議会公明
県議会議員 井手 義弘
公明北茨城市議会議員団
市議会議員 古茂田 昇
市議会議員 福田 良子JR大津港駅の実態調査結果と改善要望
昨年11月北茨城市大津町に県立天心記念五浦美術館が開館いたしました。この美術館は、開館以来県民を始め、県外各地からも多くの美術愛好家を動員し、県北地域の観光拠点として、新たな美術情報発信の拠点として、大いに期待されているところです。
そうした中、私ども公明茨城県本部が開催いたしました北茨城市内の県政懇談会の席上、五浦美術館の表玄関であるJR大津港駅の設備について、いくつかの厳しい指摘をいただきました。
早速、私どもは、2月11日に大津港駅の現状を調査いたしました。
以下、その現状の報告と改善の要望です。関係される諸機関の皆様の改善に向けてのご努力を期待いたすものです。
JR大津港駅の現状 大津港駅の駅舎は老朽化が進んでいるものの、JR職員等のご努力により比較的清掃等は行き届き、好感が持てました。
しかし、県政懇談会の席上、その不備が指摘されたトイレに関しては、早急な改善を要すると思われます。
その第1点は、男性用女性用の区別がないことです。特に、駅構内側は、男性小用1つ、男女兼用1つで入り口も一つ、広さも大変狭く、女性が利用するには甚だ不便な構造となっています。
第2点目は、構造がくみ取り式のため、外見や臭気など、非常に非衛生的な印象を禁じ得ませんでした。
また、五浦美術館が開館して3ヶ月以上経過しているのにもかかわらず、駅前の観光案内板、駅構内の名所案内などには、五浦美術館の表示が一つもないという状態でした。
さらに、五浦美術館の案内やポスターも全く掲示されておりませんでした。
実際に、水戸から電車で美術館に来たという人からは、「本当にこの駅(大津港駅)で降りて良かったのかと不安に思えた」との声が聞かれました。
JR大津港駅の改善要望 前記のような現状を踏まえ、次のような改善の要望をいたします。
1.トイレの全面改装を行うこと。男性用と女性用を明確に分け、水洗化を図ること。
2.駅前の観光案内板、駅構内の案内板の改訂を行うこと。
3.五浦美術館の案内コーナー(開館時間や休館日、現在行われている展示会の案内など)を設置すること。
←大津港駅前の観光案内板
かなりペンキも薄くなり、汚れ場目立つ。↑男女の区別がなく、不衛生なトイレ