茨城県議会議員 井手よしひろ
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柴田解体による不法投棄

行為者 有限会社柴田解体
代表取締役 柴田 修
(家屋解体業)
不法投棄の概要 自社処理の解体廃棄物と偽って、他人から廃棄物を受け入れ、堆積させた。
県有地等を不法に占拠し、野焼きを行い、焼却灰を堆積させた。廃棄物を有価物と主張している。
廃棄物処理法違反で逮捕(H10.12.25)。
懲役2年、罰金400万円、現在服役中。
所在地 鹿嶋市大船津4110番地外
自社492m2
借地1077m2
県有地1452m2

◎2000/11/18参議院議員加藤修一と公明党議員団が現地を調査
潮来市延方乙3142−1番地外
借地8029m2
町有地1034m2

●2000/9/26井手県議ら県議会環境商工委員会が現地調査
堆積量 11000m3
焼却灰木屑
16000m3
廃プラがれき類木屑
発見時期等 昭和61年3月周辺住民から苦情 平成6年6月
周辺への影響 現在は特になし 堆積した廃棄物が崩壊する危険性がある

●2001/4/1井手県議らは代執行が行われている現場を調査
県の指導の経過 報告聴取3回
文書指示2回
改善勧告5回
改善命令2回
撤去の状況 H12/8県有地に関しては民事代執行により1000m3を撤去 搬入業者を指導し、H10/10〜H11/2に、3000m3を撤去させる。
H13/4強制代執行により崩壊危険性のある部分(1100t)を撤去。
今後の対応 残りの県有地に関しては、廃棄物を搬入した業者等に撤去の指導を行う。
出所後撤去指導を行う。
出所後撤去指導を行う。
土地所有者にも撤去指導を検討する。

 柴田解体は、有価物と称して廃棄物を不法に堆積させ、野焼きなどを繰り返してきました。潮来市延方の現場では、崩落の危険があり、県が代執行を行い撤去作業を開始しました。
 県は、2001年1月に強制力のある撤去命令を出しましたが、期限を過ぎても撤去しなかったため、代執行に踏み切りました。
 不法投棄された産廃は、建設廃材や土砂など約9100トン。幅35メートル、高さ8.6メートルほどの山になっており、JR鹿島線の線路まで数メートルに迫っています。このうち、約1100トンを代執行で運び出し、崩落の危険がなくなる高さ約2.4メートルにする予定です。
 撤去費用約2100万円は、県から柴田解体に請求されます。

このページは、茨城県廃棄物対策課より提供された資料、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、茨城新聞などの記事、現地調査の結果などにより、茨城県議会議員の井手よしひろがまとめたものであり、一切の責任は井手よしひろにあります。写真の版権は、撮影者である井手よしひろに属します。引用等は自由ですが、それによって発生したいかなる損害にも、井手よしひろは責任を負いかねます。


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