ダイオキシンは、工業等で意図的に製造する物質ではなく、ものの焼却の過程などで自然に生成してしまう物質であり、環境中には広く存在しています。 しかし、その量はごくわずかです。 ダイオキシン類は、通常の生活における摂取レベルでは健康影響は生じませんが、90年代に「毒性がサリンの2倍、青酸カリの1000倍」などとマスコミに喧伝されたため、国民の間には様々な不安や誤解も払拭されていません。 ダイオキシン類対策は、国全体での取組により、日本全国の排出総量は平成13年には、平成9年と比べて約77%削減されました。また、環境の汚染状況についても、環境基準がほとんど達成されるようになりました。 以下、ダイオキシンについての基本的な事柄を、政府が発行している「関係省庁共通パンフ・ダイオキシン類2003」もとにまとめてみたいと思います。 |
そもそもダイオキシンとは?
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ダイオキシンは人に対してどんな影響があるか?
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ダイオキシンは環境にどれだけ影響を与えているか?
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私たちはダイオキシンをどれくらい取り込んでいるか?
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ダイオキシンにはどんな対策が行われているか?
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ダイオキシンの発生を抑えるために日常生活で気をつけなければならないことは?
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