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 2004年11月11日、日本さい帯血バンクネットワーク」は、赤ちゃんのへその緒に含まれるさい帯血を使って白血病などを治療する非血縁者間のさい帯血移植が、2000例を超えたと発表しました。

 1997年に始まったさい帯血移植は、この1年で倍増、骨髄移植と並ぶ治療方法として定着しました。

 さい帯血には赤血球や白血球などをつくり出す「造血幹細胞」が多く含まれ、血液の病気の治療に使われる。骨髄移植に比べて提供者の負担や、移植者の免疫反応が比較的軽いことなどから急増。今年は10月末までに595人が移植を受けました。同時期の骨髄移植は、655人です。

 昨年6月の1000例を突破するまで6年4カ月掛かりましたが、それから1年半足らずで2000件を突破したことになります。

 特に50歳以上の患者への移植増加が顕著です。

(写真は1997年に行われたさい帯血移植の保険適用を求める公明党女性局の署名運動)


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