Copyright Yoshihiro IDE (e-mail:y_ide@jsdi.or.jp) 最終更新日:1997/MAY/04
井手県議の茨城県警への照会により、今回の爆発事件では、動燃東海事業所への110番通報がなされていなかったことが正式に確認された。
以下、県警本部の認知状況報告を掲載します。
動燃東海事業所における火災・爆発事故認知状況
平成9年3月14日
茨城県警察本部
3月11日(火)午後0時10分頃
第2回目爆発事故認知状況
3月11日(火)21時08分頃
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動燃の事故報告第一報に記載されていた茨城県警への通報の項目が、4月30日提出の「第一報の訂正・補足」において、「警察による事故認知時間の違い」との理由で、削除された。
さらに、東海村交番へのFAXによる通報は、受信はされていたものの、当日別の事件で交番には警察官がいなかったため、伝わっていなかったことが明らかになっている。
したがって、動燃から警察への通報は現状では全く伝わっていなかったことになる。
県警では、事件後動燃との専用電話とFAXによるホットラインを設置したが、他の原子力施設への設置をも含め、今後の大きな課題となっている。
11:50頃 | 東海交番へ電話にて連絡。 | <削除> |
12:15頃 | ひたちなか西警察署へ電話にて連絡。 | <削除> |
12:24頃 | 東海交番へ連絡(FAX)。 | FAXは受信していたが、交番警察官が他の事件で出動中であり、内容を認識していなかった。 |
21:30頃 | ひたちなか西警察署へ電話にて連絡。 | <削除> |