2002年のワールドカップサッカー大会の茨城県会場として、国際サッカー連盟(FIFA)のスタジアム基準に合致するよう、県立カシマサッカースタジアムを改修します。完成後は、さまざまな国際大会を誘致することができます。
現スタジアム上部に二層部スタンドを増築し、4カ所のコーナー部にも席を設けるなど収容人員は約41,000人となります。
特色は、スタジアムを周回するコンコースの設置、大型映像装置の導入、障害者席の大幅増、トイレの増設などで利用者の利便性の向上を図ります。さらに、スタジアムのだ円の形状やウェーブする屋根など、曲線的な外観になることから地域のシンボル的な景観デザインの建物となります。
98年10月に着工し、完成は平成2001年5月の予定です。
カシマサッカースタジアムの完成模型(正面) | |
99年5月18日(火)、井手県議ら茨城県議会土木委員会のメンバーは、建設中のスタジアムを現地調査しました。 | |
旧スタジアムの屋根は既に取り外され、その上に3層、4層部が組み立てられることになります。 | |
3層、4層部は、できるだけ工場で部品が作成され、現場で組み立てる方式です。 夏以降Jリーグの試合を行いながら工事を進めることになります。 |