女子ソフトボールの予選 対中国戦
22日、日本はワンチャンスを生かして、世界選手権2位の強豪中国に快勝した。5回まで11三振と抑えられていた日本は6回、原田のバント安打を足場に一死満塁のチャンスを築き、4番山路が左前適時打を放って2点を先制。さらに斎藤の適時打で加点し、3−0とした。守っては、左腕渡辺伴が緩急をつけてコーナーをていねいに突く巧みな投球で中国打線に3塁を踏ませず、見事に完封勝利を飾った。
女子ソフトボールの予選 対米国戦
23日、優勝候補筆頭の米国と対戦した日本は、1−6で敗れ、通算2勝1敗となった。米国は初回、メイヤーの3点本塁打で先制。六回には、フェルナンデスの3点本塁打が飛び出し、ダメを押した。日本は、左腕グレンジャーを崩せず、斎藤の本塁打の1点だけに終わった。
女子ソフトボールの予選 対カナダ戦
24日、カナダと対戦した日本は、高山樹里が再三走者を背負ったが要所を絞めて完封勝ちした。これで対戦成績は、3勝1敗となり、決勝トーナメント進出に前進した。日本は初回、2死3塁から藤本佳子の中越え二塁打で先制、さらに4回には塚田恵美の2ランなどで3点を加えた。高山は、低めをつく丁寧な配球で、初戦のオランダ戦に続く連続完封勝利をおさめた。
女子ソフトボールの予選 対オーストラリア戦
25日、オーストラリアの本塁打攻勢で、10対0と大敗を喫した。通算成績は3勝2敗となった。日本は5回、先発の渡辺伴子が3連続長短打で先制を許した後、3ランを浴びた。さらに7回には、二番手の渡辺正子が2本塁打などで一挙に6点を失い、一方的な展開となってしまった。日本は1回一死一、二塁と絶好の先制機に、主軸の連続三振で流れをつかめなかった。
女子ソフトボールの予選 対プエルトリコ戦
26日、女子ソフト日本チームは、プエルトリコに圧勝。準決勝進出に大きく前進した。
日本はプエルトリコに8−1と大勝、予選リーグで通算4勝2敗とした。斎藤春香が四回に満塁本塁打を放つなど3打席連続本塁打と大活躍。投げても高山樹里、小林京子の継投で1点を許したものの、危なげない勝利を勝ち取った。これで8チームのうち上位4チームによる準決勝に、大きく前進した。
女子ソフトボールの予選 対台湾戦
27日、日本は台湾に5−1で快勝して、予選リーグ5勝2敗としメダル獲得に弾みをつけた。
1点を先行された日本は3回に同点に追いつくと、5回には、山路の本塁打などで2点をあげて逆転、6回には、代打として登場した吹田 育子選手が見事ホームランを放つなど、2点を追加して突き放した。
投げては、渡辺正、小林、高山の継投で台湾を1点に抑えた。
7月21日 日本対オランダ
対戦国 | 勝ち数 | 点数 |
日本 | 1勝 | 0000003―3 |
オランダ | 1敗 | 0000000―0 |
7月22日 日本対中国
対戦国 | 勝ち数 | 点数 |
中国 | 1勝1敗 | 0000000―0 |
日本 | 2勝 | 000003×―3 |
7月23日 日本対アメリカ
対戦国 | 勝ち数 | 点数 |
アメリカ | 3勝 | 300003×―6 |
日本 | 2勝1敗 | 0000100―1 |
7月24日 日本対カナダ
対戦国 | 勝ち数 | 点数 |
カナダ | 2勝2敗 | 0000000―0 |
日本 | 3勝1敗 | 100300×―4 |
7月25日 オーストラリア対日本
対戦国 | 勝ち数 | 点数 |
オーストラリア | 3勝2敗 | 0000406―10 |
日本 | 3勝2敗 | 0000000―0 |
7月26日 日本対プエルトリコ
対戦国 | 勝ち数 | 点数 |
日本 | 4勝2敗 | 0014021―8 |
プエルトリコ | 1勝5敗 | 0000010―1 |
7月27日 日本対台湾
対戦国 | 勝ち数 | 点数 |
日本 | 5勝2敗 | 0010220―5 |
台湾 | 2勝5敗 | 0100000―1 |
予選最終順位
1位 米国6勝1敗
2位 中国5勝2敗
3位 豪州5勝2敗
4位 日本5勝2敗
カナダ3勝4敗
台湾2勝5敗
オランダ1勝6敗
プエルトリコ1勝6敗
(4位までが29日の準決勝に進出、2、3、4位は得失点差による)
7月29日 準決勝B日本対オーストラリア
対戦国 | 点数 | 順位 |
オーストラリア | 0000102―3 | 3位決定戦へ |
日本 | 0000000―0 | 4位決定 |
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