私たち、日立サーフィン連盟(以下、HSA)は、20年以上の歴史を持ち、河原子北浜海岸をずっと守りつづけてきました。 現在、全国的に海岸開発など様々な問題により、サーフスポットの減少がつづいております。これは茨城県県北地区でも例外ではありません。阿字ヶ浦海岸、日立黒潮海岸なども開発の結果、ほぼサーフィンが不可能な状態となってしまいました。 サーフィンはマリンスポーツの代表でもあり、若者に支持されております。 現在、日本サーフィン連盟は全国に18,701名の会員、日立市には220名の会員が在籍しており、未登録者を含めれば日立市のサーファーだけでも、その人数は未知数です。また、茨城県には県内だけでなく東京、埼玉、栃木、群馬、など、海の無い近県からも多数のサーファーが訪れます。 今後サーフスポットの減少に伴い、訪れるサーファーの数は更に増加することが予想されます。サーファーの数は増加し、サーフスポットが減っていく。この状況は、自然を愛する私たちにとって重要な問題であります。 河原子北浜海岸は過去、全日本サーフィン選手権、東日本サーフィン選手権などの、国内最大級のサーフィン大会が開催された場所でもあり、現在でも我々HSAが主催、運営する大会が年間約6戦行われており、茨城県を代表するサーフスポットとなりつつあります。 大会への参加人数は1試合あたり平均150名ほどです。 また、現在私たちHSAでは、4月、7月、9月、11月の年4回に分けて、河原子北浜海岸の清掃を実施しております。ゴミ問題、ルールやマナーなど、地元の皆様と協力し、海岸を守っていくため、活動を続けております。 以上のような状況をかえりみ、私たちHSAは今後、更なるサーファーの増加に対応するためにも、サーファーの為の宿泊状況窓口の開設(インターネットホームページを使う)、サーファーの為の宿泊施設の完備(地元の民宿等の活用)や河原子北浜海岸の清掃に力を入れていきたいと考えております。市当局としましても、地元の活性化の為、以下の事を実施していただけるよう要望致します。
要望事項
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