1998年10月、日立市、十王町を中心とする青年有志によって、2002年に開催されるサッカーワールドカップのキャンプ地誘致と大型映像装置の設置を求める署名運動が行われました。 これは、井手県議が9月に行った県議会一般質問で、キャンプ地の誘致を提案したのをキッカケに、県北地域に活性化の起爆剤として、W杯を絶好の機会と捉えた青年有志が行った署名運動です。 わずか一ヶ月の間に、1万5千人以上の署名が集まり、県民の関心の高さがうかがわれました。 この署名は、11月4日、橋本昌県知事に提出されました。 席上、橋本県知事は、キャンプ地の条件が示されれば、積極的に検討していきたいと、キャンプ地誘致に積極的な姿勢を明らかにしました。 |
先のサッカーワールドカップ「フランス大会」では日本が初出場を果たし、Jリーグ発足以来の盛り上がりを見せました。また、全世界で約30億人がテレビ観戦をしたと伝えられています。
いよいよ2002年には日本・韓国共同によるアジア初の開催となります。我が国初という記念すべき大会でやり、サッカーファンならずとも期待し、心躍る歴史的大イベントです。
既に試合開催地として鹿島スタジアムが決定しております。『県北地域』としては、このワールドカップに「キャンプ地誘致」運動および「大型映像装置」の設置を推進し、大会を盛り上げて参りたい。
この署名運動をとおして『県北地域』の活性化を図り、若者が感動を共有できる、魅力あるまちづくりを目指し、左記の二点を要望いたします。
一、キャンプ地に『県北地域』として名乗りを上げ、盛り上がるサッカー人気とともに地域活性化へとつながるよう、キャンプ地の誘致を積極的に進める。
一、日立シビックセンター広場に、「大型映像装置」の設置を行い、若者の集う魅力あるまちづくりを進める。
サッカーワールドカップキャンプ地誘致及び大型映像装置の設置を進める会
会長 伊藤 真吾
顧問 井手 義弘
平成10年11月4日
茨城県知事 橋本 昌 殿