毎年夏の恒例イベント・日本テレビの「鳥人間コンテスト」に日立市民が挑戦する。
今年で20回を迎える「鳥人間コンテスト」に挑戦するのは、旭町で飲食店「与作」を経営する村田昭さんを中心とする仲間たち。
「長引く不況で息上がらぬ日立の街に、活を入れよう」と、鳥人間コンクールに応募した。
製作費や、搬入費などを含めると100万円を超える資金は、皆で出し合い、瞬間の夢にかける。その心意気は、尾翼に鮮やかな「夢」の文字に凝縮している。
7月20日には、機体完成のお披露目と壮行会が開催された。当日は、会場となった会瀬海岸に、地元の皆さん100名ほどが集まった。
会瀬漁協より大漁旗の貸与や、花束の贈呈が行われ、雰囲気は大いに盛り上がった。
尚、競技は下記の日程で行われる。
日立の夢よ大きく羽ばたけと、声援の声が高まっている。
「常陸鳥人間の会」製作の『夢一号』は,念願の琵琶湖の空を舞った。
琵琶湖に向かったのは、製作のに加わったメンバーや応援団など総勢30名。
滑空部門では、なんとトリをつとめ、一番最後のフライトとなった。
結果は、飛行距離17.77メートルと,多少悔いが残る結果。8月3日のテレビ放映では、感動的な?結末として放送された。
代表の村田昭さんは、「来年は夢2号で再挑戦します」と意気軒昂に語ってくれた。
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