動燃のアスファルト固化施設事故に関連して、茨城県の原子力行政の不備が問題視されている。
井手県議はゴールデンウィーク返上で、福井県を現地調査し、茨城県の全市力安全体制の再整備に向けての基礎調査を行った。
4月29日、9時間あまりをかけ日立より福井市内に車で移動した。
翌30日、午前中に福井県庁を訪れ、福井県民生部原子力安全対策課・田坂課長、来馬参事、消防防災課・宮塚主査等から説明を聴取した。
午後は、敦賀市に移動し、原子力環境監視センターを視察。センター所長の高木博士、大西主任研究員らから、施設の概要と環境モニタリングシステムの説明を受けた。
その後、住民への情報公開体制と環境モニタリング局を視察するため、敦賀市役所を訪問した。
今回の現地調査によって、茨城県の原子力行政の立ち後れが非常に目立つ結果となった。
今後、原子力安全体制の整備に向けて、レポートを早急にまとめてみたい。まとまり次第、このWEBにも掲載したいと考えている。
(1997/MAY/05 文責:井手よしひろ) |