月 | 観 測 の 記 録 |
1月 |
1月の日最高気温の月平均は11.6℃と、平年より2.9℃も高くなりました。(1月の月平均最高気温としては、日立市役所観測記録順位:第1位) また、冬日(日最低気温0℃未満の日)の日数も7日と、1972年に次いで少なくなりました。 |
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8日の夜、関東地方の上空を、強い寒気を伴った渦が通過しました。これに伴い、水戸市を中心とした茨城県中部で大雪が降りました。日立市でも、夕方から夜中にかけて雪が降り、積雪が2cmになりました。また、この雪が今年の初雪になりました。 |
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例年と異なり、今年の3月は本州南岸に前線が停滞することがありませんでした。低気圧の通過後は寒気が入り、北日本を中心とした冬型の気圧配置になることが多く、晴れる日が多くなりました。このため、月の日照時間は234.6時間と、平年より45.8時間も多くなりました。(3月の日照時間としては、日立市役所観測記録順位:第2位) |
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今年の4月は、上層の寒冷渦が日本付近を通ることが多く、雷雨になる日が多くありました。日立市でも、11日、23日、24日、27日に雷が鳴りました。特に、23日は、寒冷渦に伴う低気圧から伸びる寒冷前線が通過する際に雹が降り、一時的に強い雨が降りました。 |
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5月も、上空に寒気の入ることが多く、日立市では、2日、8日、14日、16日、24日と雷が鳴りました。しかし、気候の変化は順調で、平均気温、降水量、日照時間とも平年並みでした。特に、下旬は晴れてからっとした、5月らしい天気が続きました。その中で、25日は日立市の海岸線沿いにだけ雲がかかり、気温が上がりませんでした。 |
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8日から14日にかけて、上層の低気圧が朝鮮半島に停滞し、日本付近は曇りや雨の天気が続きました。 日立市でも、8日の午後から雨が降り始め、14日の夜まで、雨や曇りの天気が続きました。特に、12日の16時から14日の18時過ぎまでは、連続して雨が降り続きました。 |
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今年の7月は、晴れて暑い日が続きました。このため、7月の日照時間は211.7時間と、1978年に次いで多くなりました。また、平均気温も25.2℃と平年より2.4℃高くなり、観測開始以来第3位の高さでした。さらに、真夏日の日数は17日と、これまでで最も多かった去年の7月より5日も多くなり、日立市役所観測記録順位第1位となりました。 |
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今年の8月は夕立がほとんどなく、1mm以上の降水があった日数は3日でした。また、晴れて気温の上がる日が多く、真夏日の日数は22日と昨年(1999年)に次いで多くなりました。特に、下旬は太平洋高気圧が強まり気温が高くなりました。下旬の平均気温26.6℃は、1995年と並んで日立市役所観測記録順位1位です。 |
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フェーン現象の影響で、2日の最高気温は36.3℃(9月の最高気温としては、日立市役所観測記録順位:第1位)、3日の最高気温は33.0℃を記録しました。しかし、3日の夕方からは寒冷渦の影響で10℃以上気温が下がり、一時的に涼しい日が続きました。 |
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日本の南で太平洋高気圧が西と北へ張り出し寒気の南下を抑えたため、10月に入っても暖かい日が続きました。その中で、12日の寒冷前線通過後は一時的に寒気が入り、気温が一気に8℃近く下がりました。そして翌日、13日の最高気温は18.7℃と、今年の秋になって始めて20℃を下回りました。 |
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20日から21日にかけて、日本海を低気圧が発達しながら、東へ進みました。この低気圧に向かって暖かい空気が吹き込んだため気温が上がり、21日の明け方には、この日の最高気温19.8℃を記録しました。また、関東地方内陸部では、冷たい空気が地表を覆い、気温の上がらない現象が見られました。 |
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高気圧におおわれ、晴れて乾燥した天気が続きました。月の降水量は6.0mmと平年の15%しかありませんでした。25日の夜、寒気を伴った低気圧が過した後、北西の季節風が一時的に強まり、21時35分に最大瞬間風速、西北西の風33.8m/sを観測しました。(日立市役所観測記録順位:第2位)。 |
更新日 14/10/22
名前 日立市天気相談所