薬害エイズを考える

 Copyright Yoshihiro IDE (e-mail:y_ide@jsdi.or.jp) 最終更新日:1996/SEP/15

 9月13日に開催された茨城県議会福祉・衛生委員会で、井手よしひろ県議は、県の非加熱製剤によるエイズ薬害の実態について、県執行部の姿勢を質した。
 その際、井手県議は、厚生省の「非加熱血液凝固因子製剤による非血友病HIV感染に関する調査」を公開し、情報公開の推進と徹底した調査を強く要望した。
 以下、その厚生省資料の概要を紹介する。

非加熱血液凝固因子製剤による非血友病HIV感染に関する調査について

(第2次報告)

非加熱製剤の投与患者の実態

@性別患者数

性別第\因子製剤第[因子製剤
男性1597131
女性 831 83
不明  17  4
総計2445218

A投与時年齢別患者数

 
年齢階級第\因子製剤第[因子製剤
   0歳 707  30
 1〜 4  53  10
 5〜 9  24  12
10〜19  43  13
20〜29  56  17
30〜39 128  19
40〜49 299  30
50〜59 496  36
60〜69 358  17
70〜79 192  22
80〜89  36   5
90歳以上   3   0
 不 明   50   7
 総 計 2445 218

B原疾患別患者数

 原 疾 患 第\因子製剤第[因子製剤
 肝 疾 患  972  29
 消化器疾患  326  23
 新生児疾患  625  20
 血液疾患   104  32
 心 疾 患  175  52
腎・泌尿器疾患  36   3
産婦人科疾患   14   4
 呼吸器疾患   16   1
 膠 原 病   13   5
 脳血管疾患   20   4
 外  傷    17   1
 そ の 他   72  35
 不  明    55   9
 総  計  2445 218

C投与時期別患者数

投与年
第\因子製剤
第[因子製剤
1978年(昭和53年) 106  0
1979(54) 119  5
1980(55) 250 19
1981(56) 324 39
1982(57) 412 29
1983(58) 400 46
1984(59) 330 46
1985(60) 324 28
1986(61)113  0
1987(62) 27  0
1988(63)  6  1
 不 明     34  5
 総 計    2445218

D投与本数別患者数

本数第\因子製剤第[因子製剤
    1 770  6
    2 374  5
 3〜 5 398  6
 6〜10 332  7
11〜50 306 17
51〜100  27  7
101〜   9  2
不明 229 168
総計2445 218
  


非加熱製剤によるHIV感染に関する調査の索引
調査の概要調査対象血液製剤調査方法と進捗状況第\因子製剤調査結果概要第[因子製剤調査結果概要投与患者の実態第\因子製剤都道府県別患者実態第[因子製剤都道府県別患者実態

井手よしひろのホームページに戻る
ご意見・情報をお送りください(Email y_ide@jsdi.or.jp)