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ポーラーダイアグラムの説明
@クローズ・ホールド(close-hauled)
Aクローズ・リーチ(close-reach)【一般にリーチングと呼ばれている】
Bウインド・アビーム(wind-abeam)【一般にアビームと呼ばれている】
Cクォーターリー(quarter-lee)【一般にクォーターと呼ばれている】
Dランニング(running)
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A,Bの説明
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A:スターボード・タック(starboard tack)でセーリングしているといいます。
進行方向に対して、メインセールが左側にあってセーリングしている場合。
B;ポートタック(port tack)でセーリングしているといいます。
同様に、メインセールが右側にある場合。
☆スターボード・タック、ポート・タック共にメインセールが基準となっています。 |
★ セーリングの中で基本となる風の見方について ★
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・風は空気が移動している気流で直接目で見ても見えないので、陸上や水上での風向や風速を確かめるには次のような方法があります。
- 陸上の場合、マリーナ等ですと風向計の風見鶏や旗、又は、セーリング・クルーザーのマストトップにある風見は風上を指しています。その他、煙突から出ている煙等です。風速の目安は樹木の葉の揺れ方、強風の時には水面上の白波(ウサギが飛んでいると言います)が参考になります。
- 水上の場合、船を風上に向けて止めた上で風見を見て確かめるか、風で移動している浮遊物、湖等では波、太平洋等では幾種類もの波が混じり合っているので、大きな波は必ずしも一致しませんので、小さい波を参考にします。
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@クローズ・ホールド(close-hauled) |
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・風上に対して約45゜で風上帆走することであり、一部の艇種を除いて、セーリングの中で一番技量の差がでてくる走りといえます。
・風がつかめない初心者にとって、船が言うことを聞かなくなるのがこの走りです。
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Aクローズ・リーチ(close-reach) |
・この方向の走りは、クローズ・ホールド時に波の高い時やスピードを出したい時に走る事が多いようです。
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Bウインド・アビーム(wind-abeam) |
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・軽快に走り、セーリングの中では一番スピードの出る走りです。但し、風が一定しないときはスピードの変動が大きいだけに、バランスを取るのに体重の移動が激しくなります。
・スピンネーカー装備艇はクルーの腕が試される走りといえます。
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Cクォーターリー(quarter-lee) |
・ランニングで走るよりは距離は長くなりますが、ランニングで走ってプレーニングしない時、このコースだとプレーニングする場合は時間は短縮されるので、このコースを選びます。
・最近は非対称スピンネーカー(ジェネカーとも呼ばれます)を装備しているクラスが多くなっている事もあって、ランニングのコースでメインセールのブランケットにより、パワフルなスピンが生かせない為、このコースを走る艇が多くなって来ています。
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Dランニング(running) |
・順風以下は風と一緒に移動しているので風が無くなったような感じもして、比較的のんびりした走りとなります。
・強風の場合は一変して、左右へのローリングやバウ沈(ピッチボールとも言います)があるスリルのある走りであり、目的地が風下だけに風を逃がす事も出来ない為、気を抜けないのが、この走りの特徴といえます。
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