2000年11月4日、公明党は東京・千代田区の九段会館で第3回全国大会を開き、連立政権第二期に日本の構造改革に取り組むことを盛り込んだ運動方針や、「21世紀『健康日本』の構築」を目指す重点政策などを採択。来年夏の参院選での比例区1000万票獲得と5選挙区、東京都議選の完全勝利に向けて勇躍出陣しました。
神崎武法代表は、冒頭のあいさつで「これからが『改革の正念場』であり、公明党が真価を発揮すべき時。新しい世紀を『希望の世紀』とするため、1000万票獲得を」と強調しました。
浜四津敏子代表代行は「徹して地域の中に飛び込み、津々浦々に大対話運動を展開しよう」と呼び掛けました。
大会は神崎代表、浜四津代表代行、冬柴鉄三幹事長ら本部役員を選出しました。
来賓として森総理大臣、扇保守党党首らが出席し、祝辞を述べました。
このHPでは、第3回全国大会で採択された運動方針と重点政策を全文掲載します。
第3回公明党全国大会 運動方針
はじめに
第3回公明党全国大会 重点政策 21世紀「健康日本」の構築
―― “活力と安心の生活大国”をめざして ――
第1部
第1章 IT革命の果実をすべての国民に
第2章 経済新生と行財政改革の断行による健全な財政の構築
第3章 安定した社会保障制度の確立
第4章 生涯学習社会における教育の再構築
第5章 21世紀日本に「ごみ・ゼロ社会循環型社会」を築く
第2部
1 中小企業の振興、新産業育成に全力を挙げます
2 安心で快適、豊かな住環境の都市づくりを進めます
3 災害に備える危機管理体制を強化します
4 安心できる少子高齢社会へ改革を進めます
5 男女がともに個性と能力を発揮できる共同参画社会を実現します
6 環境共生のエコロジー社会の実現
7 科学技術創造立国で世界に貢献します
8 地球環境に配慮しつつエネルギーの安定供給を確保します
9 日本農業の再生と食料自給率の向上につとめます
10 21世紀の人権大国・日本をめざします
11 政治の信頼回復へシステム改革を推進します
12 ソフトパワーを背景に「対話」外交で平和構築を推進します
13 平和憲法のもと適切、着実な国際貢献を果たします